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コラム silky peopleの作業場

目の前の人から話を聞く姿勢の作り方。気持ちよくインタビューさせてもらうためには?

目の前の人に興味を持ち、面白がれれる聞き手になる。

こんにちわ。

silky people制作スタッフの酒井です。

このサイトのデザインや制作、そしてコンテンツの企画を行なっています。

そして、木島さんと一緒に「シルクのような人に会いに行こう」となってからは

silky peopleで取扱う予定のアイテムの製作者様へインタビューなどもしたりしています。

「インタビューってそんなに簡単にできるものなの?」

という声もあると思いますが、御察しの通り、簡単じゃないんです苦笑

以前、木島さんが主催されていたアートを掘り下げるサイト「ARTYOURS」の中でも

インタビュアーをお願いされていましたが、今思い返しただけでも未熟さに目を瞑りたくなります、、、

あの時、自分の至らない質問をぶつけてしまったアーティストの方々におでこを擦り付けてお詫びしたい。。。

そんな苦い経験を経て、僕はある本を手に取りました。

それが、阿川佐和子さんが書かれた「聞く力」です。

インタビューするために阿川佐和子さんの「聞く力」を読む。

阿川さんといえば、テレビでよくみる素敵な女性司会者の代表格。

爆弾発言の塊のようなビートたけしの緩衝材のような役割として番組進行を行なったり、

今は終了してしまいましたが「サワコの朝」などで著名人の話を10年にも渡りお招きして聴き続けたり...

誰もが阿川さんと会うと楽しそうに「馴染む」感じが本当に素晴らしいなぁ...と前々から思っていました。

そんな阿川さんが書かれた「聞く力」。口語も散りばめられて読みやすそう。さすが!

本当にリズム良くスルスルーっと読める感じで、あっという間に完読。

読んでいて終始感じたのは、

阿川さんは人の話を聞く時、

目の前の人に「興味」を持ちつつ「観察」を怠らない。

そしてキチンと「面白がる」

という点でした。

気持ちよくインタビューをするための3つの役に立つ考え方。

ここからは阿川さんの本を参考に、

僕がインタビューをさせていただく時に気をつけていることをお伝えしようと思います。

1)事前にインタビューする方の発信したものに触れる。

インタビューって前準備がかなり必要だと思います。

なぜなら、何も知らない人に質問をするのって本当に難しいんですよ。

「あなたの職業は?」「家庭の構成は?」

まるで警察の取り調べみたいになっちゃいます。

こうならないためにも、インタビューを受けてくれた方のことを最初に知っておく必要があります。

できれば、その方がやっているSNSやブログなど、できるだけ最近発信された物の方が良いと思います。

あまり過去のものだと、インタビューする時には興味が冷めちゃっている場合がありますからね。

また、自分が発信したものに触れられて嫌な人ってあまりいないはずです。

「あ〜、この人読んでくれたんだ。」

と思ってもらうことが信頼の扉を開く第一歩になりますよ。

2)雑談から始める。今どんな気分なのかを察知し、テンポを合わせる。

インタビューに行く時は、事前に調べた情報をもとに聞きたい質問を考えていきます。

ですが、いきなりその質問をぶつけるようなことはしません。

なぜなら、まだまだ相手の気持ちが掴めてないですからね。

もしかしたら、目の前の人がインタビュー当日の朝に、

自分の大事なものを子供に壊されてものすごく機嫌が悪いことだってあり得ます。

そんな時に、見ず知らずのインタビュアーに答えたくもない質問をぶつけられたら...

結果はなんとなく分かりますよね。

なので、最初、僕は必ず雑談から入ります。

時事ネタや天気のことなどでもいいですし、インタビューさせてもらう方のお召し物を褒めるでもOK。

とにかくまずは雑談から。

その時の受け答えで、目の前の人の今日の気分、性格をなんとなく掴みます。

そして、静かな声の人なら、静かに。

大きな声の人なら、こちらも大きく。

テンポやテンションを合わせていくとより親近感を持ってもらいやすくなります。

3)自分が面白いと思った瞬間に、ちゃんと「おもしろい」と伝える。

ここが僕は一番大事だと思っています。

話してくれる相手って、結構最初に謙遜される方もいらっしゃるんですよ。

「ぼくの話なんか、おもしろくないですよ。。。」

みたいな感じですね。

それって思い込みだったりするんですが、それをインタビュアーの僕達が真っ先に壊してあげるんです。

「その話、おもしろいなぁ!」って。

心から感動して声を出してあげると、明らかにあちらの目の輝きも増してきます。

ここで注意が必要なのが「嘘」が混じってはダメということ。

本当に面白がらなければダメなのです。

そのためには、やはりインタビュー前の下準備が必要ですし、

心から聞きたいと思ったことを質問にする必要があるのです。

インタビュー後は、お互いに笑顔で終わりたい。

以上が僕がインタビューをする時に考えていることです。

いかがでしたでしょうか。

結局は僕はインタビューをさせてもらうことで、目の前の人と仲良くなりたいのかもしれません。

お互いを理解できた友達のようになれたらいいな。と考えていますね。

目上の人であれば、人生の先輩として心から尊敬したいと。

インタビューってそういう意味では「本心」を引き出すための信頼づくりだと思うんです。

これってインタビューに限らず、人の話を聞く時はすべからくこうありたい。

と、今日こちらを書いてて気づかせていただきました。

何かの参考になれば幸いです。

 

  • この記事を書いた人

酒井 公太

silkypeopleのウェブ担当であり、プランナー。 フリーランスで町おこしや企業のプランニングをなりわいとしています。 天真爛漫な幼い娘の髪を撫でている瞬間が一番の幸せ。ただ、その娘に「おとうさんは、おとなげない。」と言われていろいろと複雑な気持ちになりました。

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