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コラム

Save up memories. おもいで貯金

思い出貯金

こどもとの事について、ふと考えたりします。

子どもと一緒にどこかに行ったり、何かをしたり、

日常でも特別でも何でもいいのですが、

ありとあらゆる色々な出来事をこれから先ずっと記憶していられたらいいのにな。

と思った事があります。が、実際は不可能です。

で、あれば、子どもが巣立った後、ふと昔を振り返った時、自分はどんな事を思い出すのだろうと

時々考えます。

”親あるある”なのかも知れません。

例えば、一人の時に道端の草花を見た時など、

”よちよちだった頃、娘はよくこれ摘んでたなぁ”と既に、思い出に耽ったり。

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思い出に耽るのは早すぎるかもしれませんが。

子どもの成長スピードは凄まじく、この勢いで何事もなく成長いったとしたら・・・。

親よりも友達が優先になり、はたまた恋をしてみたり・・・。

 

わぉ。

そう考えると、一緒にいられる時間は大切です。

かなり重要な時間。

 

こどもの経験の為に、こどもの将来の為に、こどもの・・・。

いや、そうじゃないなと。

そんな大義名分はいりません。

この際開き直って堂々と。

老後に噛みしめて味わう為の、思い出貯金を作りたい!

貯金というと、何か違う感じもするので今回のタイトルは「Save up memories.」

と、しましたが、要は思い出貯金です。

親の勝手我儘、思い出貯金作りにちょっと付き合っていただこう。

散歩も公園も、お菓子作りも、お出掛けも、旅行も。

こどもがそうしたいと言えば、それまでですが、

そうではない時は、こちらが付き合ってもらっている。

思い出貯金に協力してくれている。

という事を忘れないようにしています。

(忘れている時もありますが)

そうすると、あら不思議。

それまでよりも、おおらかになるものです。

そうです。何せ付き合ってもらっているのですから。

 

 

偏屈な考え方かも知れませんが、こどもの生活というのは

結局の所は親の都合次第な場合が多く、

こどもが我儘を言っているのではなく、

親が自分の都合に合わせる為の親の我儘かも?

(自分を含めて)

そうは言っても、365日。

日々の生活もありますし、子育てに終わりはないです。

世界中のお母さん。お父さん。子育てお疲れ様です。

思い出貯金は確実に蓄積されているはずです!

 

今回もコラムをお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

  • この記事を書いた人

mikko

洋服に関わる仕事をあれこれしたのち、子を授かり現在に至る。 生活環境の変化を機に、倦厭していた土いじりやお菓子作りが生活の潤いになっていることに本人も驚いている。

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