silky people

コラム

ミニミニドクターヘリ

近所の畑では麦がぐんぐん育ち、

田舎道では田んぼへむけて土を耕すトラクターが増えました。

庭先では小さなカエルを目にするようになりました。

そうです。そろそろ田植えです。

GWだ!行楽だ!もいいですが、農家さんは田植えに大忙しな季節に入ります。

苗を運ぶ軽トラックや、田植えのトラクターがもし、自分が運転する車の前を走っていたら、

是非とも優しい運転を。煽ったり、無理に追い越したりしないで欲しいなぁと思います。

さて、

冒頭でお話しした通り、麦がぐんぐん成長中です。

ある朝の送迎中、こどもが

「お母さん!ドクターヘリみたいのがいる!!」

と興奮気味に叫びました。

いやいや、ヘリコプターって騒音よ。

プロペラの音聴こえないし、

いない。いない。

遠くて小さくて私には見えないだけ?

 

あー。

これかー。

農薬散布の小さいヘリコプターでした。

確かに、配色似ていました。感動だったようです。

そのまま送り届けておわかれだった為、改めてその日の夜、農薬散布について話をしました。

こどもからの質問①

ちっちゃいヘリコプターのどこから農薬が出てくるのか?

返答:おしりあたりじゃないかな。

こども:じゃあ、それはヘリコプターのう◯ちじゃないの?

返答:違います

こども:じゃあ、それはお◯っ◯ってことだ!

返答:違います。農薬って言ったよね?

 

おしりと言えばそれ。

いやいやー農薬の話をしたじゃないの。

話を聞いてよ。という気持ちと、こどもって面白いなぁという気持ちでした。

日々の生活のささやかなひとコマ

余裕があれば笑い話。

余裕がない時は強い口調や怒りに。

日常のひとコマ。どんな思い出になるかは、割と自分次第な所もあります。

人間完璧ではないですから、

余裕がない時もたくさんあります。

それでも、物事を笑いに変えるユーモアさをどこかに忍ばせて生きていたいなぁと、思うもので、

そんな気持ちをこどもから教えられたような夜でした。

 

今回もコラムをお読みいただきありがとうございます。

  • この記事を書いた人

mikko

洋服に関わる仕事をあれこれしたのち、子を授かり現在に至る。 生活環境の変化を機に、倦厭していた土いじりやお菓子作りが生活の潤いになっていることに本人も驚いている。

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