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【桐生】PRIRET上久保 匡人さん 第3回 何でもやらされている内は、自分らしさを発揮できない。

「自然体で無理をせず、それでいて楽しい。」
こんな人って一緒にいてラクじゃないですか?

今回お話しを聞いたPRIRET(プライレット)の上久保さんは
まさしくこのイメージにぴったり。

群馬の桐生、吾妻山の麓にあるアズマベースで
登山客向けのアウトドアショップを営業している上久保 匡人さん。

お店には、登山客が思わず手に取りたくなるようなアイテムがずらり。

その中でもシルクと風通織という技術を組み合わせた
アウトドア用の「山ストール」はPRIRETを代表する商品だそう。

紫外線をカットし、汗の乾きも良く、匂いも吸収し、軽くて丈夫。
アウトドア雑誌にも取り上げられ、売上の主軸をになうアイテムです。

ただ、この商品ができるまでのストーリーが、
本当に上久保さんらしい方法で行われていたんです。

常に「楽しく」「無理なく」「面白い方向へ」。

このインタビューは商品を作る話というよりも、
「運が良い人の作り方」でもあります。

「PRIRET(プライレット)」上久保 匡人さんのプロフィール

1978年9月11日生まれ群馬県桐生市出身 。

中学時代にキャンプを体験し、アウトドアの虜になる。

大学卒業後はカナダへ渡り山遊びに明け暮れる。
帰国後も地元群馬の山を中心に『There is no off-season !!』を合い言葉にアウトドアを満喫中。

現在は群馬桐生の吾妻山の麓で、登山客や地元の山好きのお客様向けに、
コーヒーも飲めるアウトドアショップ「アズマベース」や、

アウトドア専用の山ストールを中心としたブランド「PRIRET」を展開中。

→PRIRET

「フクル木島さん」のプロフィール

Silky Peopleの発起人であり、ブランドマネージャー。

アパレル担当で、実はこの記事の写真も主に木島さんが撮影されています。

群馬県桐生市出身JYUNYA WATANABEチーフパタンナーに就任後、
イオントップバリュ㈱で衣料商品企画開発部のチーフクリエイティブデザイナーに就任。
2011年に個人事業主として起業。2014年、株式会社Huggyhuggy(ハギーハギー)設立。
2015年、株式会社フクルを設立。

→フクルについて詳しく知りたい方はこちら。

山嫌いだった自分が、山にどっぷりハマった理由。

PRIRET・上久保さん

インタビュアー酒井(以下さ):
今後、仕掛けていきたいことなどありますか。

プライレット上久保さん(以下か):
今拠点にしているアズマベースが、吾妻山の麓にありますから。
吾妻山に登る方が集まれる「場所」を作っていきたいと考えていますね。

僕自身、山登りの途中でコーヒーを入れて飲むのが好きだったりするので、
吾妻山に来る方にもそういったものを提供できたらなぁ。と考えていたんです。

吾妻山の麓にあるアズマベース

 

さ:
本当に山が大好きなんですね。

か:
まぁ、そうですね。

ただ、高校の時は山登りが大っ嫌いでした笑
正直、登る意味がわからない...くらいに思ってましたね。

ただ、アウトドア的な遊びは中学時代から大好きで。

地元の友達と、自転車にテントをくくりつけてキャンプをしていた思い出はありますね。
ただ、山ではなく渡瀬川沿いでやっていました。

さ:
山に向かわないw

か:
高校生になっても、山は好きじゃなかったですね。

僕が当時通っていた「桐生南高校」が茶臼山の斜面にあるところで、
そこで毎年新入生が入ってくるタイミングで、
「歓迎登山ウォークラリー」的なものをやってたんです。

当時、そのイベントが開催されるたびに
「なにそれ?ぜんっぜんおもしろくない」
と内心思っていましたよね。

さ:
むしろ嫌いになっていってますね。

か:
はい。
ただ、大学生になって東京に出てからですかね。

そこで出来た友達が「山登りいこうよ」って誘ってくれたんですよ。

誘われた時、最初はちょっと山はなぁ...と思ったんですけど、
いざ登ってみると意外にも楽しかったんですよ。

高校の時と違って、
「無理やりやらされてる感」がなかったんですよね。

好きな人たちとわあわあ言いながら登ったら楽しかったんですよね。

そこから、山登りグッズのショップに行ったりして、
またそこでも、ギアの機能性とかカッコよさにビックリして。

で、ギアを買ったらちゃんと試したくなるので、スペックを山に行って確かめる。

アズマベースには山ストール以外にも使ってみたくなるアウトドアグッズがたくさんある。

さ:
まさしく、登山グッズ沼。
どんどん抜け出せなくなっていくような...。

か:
本当にそのとおりなんです。

さ:
このショップにあるものも、
やはり上久保さんのこだわりを感じるようなものですもんね。

か:
そうですね。
やっぱり山ストールを始め、自分が気に入ったものをここには置いてますよね。

 

他人と違って自分の良い部分が活かせる働き方が自営業だっただけ。

さ:
上久保さんのお話を聞いてると、
まさしく「好きなことで生きていく」を体現しているなぁ。と感じます。

か:
僕の場合はラッキーでしたけどね。

さ:
逆に今まで一般的な企業へ就職することを考えたことってあるんでしょうか?

か:
ありましたよ。
学生の頃は、ぼんやりと将来はサラリーマンかなぁ。くらいに思ってました。

ですが、
企業に面接に行くような就活ってことは一切やったことないんですよね。

なんか、「就職」という問題にきちんと向き合わずに今まで生きている感じですね。

さ:
ただ、今は普通に生活できている。

か:
そうなんです。
だから、もう今やっていることをやるしかないんですよ笑

今更、企業に勤めてサラリーマンをやることはできないし、
業種はどうあれ、やはり自由にやっていくんだと思います。

さ:
一般的なイメージでは、フリーランスになりたくても怖くてなれない。
という方が多いような気がしますが...。

自由に働くことについて想像できないみたいな。

か:
逆に僕は企業に入った後が想像できないんで、怖いんですよね。
フリーランスは、責任を全部自分で取れるからわかりやすいのかな。と思うんですがね。

というより、サラリーマンという生き方について知識がないんですよね。僕は。

さ:
なるほど〜。

フクル木島さん(以下き):
私は企業に勤めてから、今は自営業でやっているんですが...。

フリーランスと言われる方の方が精神的に解放されている感じは受けますね。

か:
そうかもしれませんね。
結局この話って、他人がどうこうっていうよりも、
自分の性格にあっているかどうかだと思うんですよ。働き方って。

僕は今の働き方が合っていると思えるんですよね。

たとえ、今よりもっと多くのお金がもらえる企業でサラリーマンを一旦やったとしても、
僕はきっとやめちゃうだろうな。

さ:
上久保さんにとって、地に足のついた働き方が、
現在の自由な働き方ってことなんですね。

か:
自分の良い部分を活かせるのが、結局、今の自営業というスタイルなんでしょうね。

 

(⇨続きます。)

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  • この記事を書いた人

酒井 公太

silkypeopleのウェブ担当であり、プランナー。 フリーランスで町おこしや企業のプランニングをなりわいとしています。 天真爛漫な幼い娘の髪を撫でている瞬間が一番の幸せ。ただ、その娘に「おとうさんは、おとなげない。」と言われていろいろと複雑な気持ちになりました。

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