移住成功のヒント:遠くの知らない土地へ旅に出てみる。
こんにちわ。編集の酒井です。
本サイトで聞いた移住に役立ちそうな言葉を「移住成功のヒント」シリーズとしてお送りしています。
さて、今回取り上げる移住のヒントは「SILKKI」の川上由綺さんの言葉から。
「旅」が、自分の現在の暮らしを見つめ直すきっかけになったというお話です。
川上:
実は私、出身は神奈川なんですよ。学校は東京の方に通っていましたし、
東京で過ごしている時間の方がこれまでの人生では長いんです。ただ、一回フィンランドに留学してから考えがガラッとかわって。
東京って必要以上にセカセカしすぎていると感じたんですよ。海外に行ったことで客観的に今までの人生を見る視点ができたんですよね。
(中略)
日本に帰国してから、実はものづくりしている地域って
たくさんあることに気がついたんですよね。それで、知り合いづてにいろんな産地を巡りました。
京都から始まって、岐阜、愛知、桐生とどんどん見ていくうちに、
意外と大きな会社に入らなくても生計って立てられるんだ。って気付けたんですよ。収入の高ではなく、健康的に過ごしている人の方が良さそうだな。と思ったんです。
すごい励まされたんですよね。
日々の生活がセカセカと忙しいと「じぶんの今の暮らし」についてゆっくりと考える時間はありません。
そんな時は日常を離れられるくらい、遠くに旅に出てみる。
日常から大きく離れた遠い場所から、自分がいた場所を俯瞰してみると、
かつて大事にしていた価値観や、自分の内側に溜まっていた疑問への答え。
そして、人生は果てしなく自由であることを感じることができるのではないでしょうか。
人生を深く見つめ直すための余白をつくるために「旅」に出てみる。
移住する前のヒントとして役に立つかもしれません。