暑い日が続きますが、サボテンだけは元気
もりもりです。
さて、もうすぐ七夕ですね。
「笹の葉さらさら 軒端にゆれる お星さま きらきら 金銀砂子」
庭に飾った笹の葉が風にゆられる様子を縁側から眺め、
夜空には星々が輝いている。
そんな情景を思い浮かべられる歌です。
この歌「たなばたさま」無駄な言葉がなく、洗練された美しい歌詞とメロディで、
改めて聴くと、とてもいい歌だなぁと感じます
1941年文部省発刊の歌のほんに掲載された童謡です。
なんと81年も愛されている歌だったとは・・・。
さて、七夕のアレコレ。
七夕の紙飾り
織姫と彦星の星伝説は子どもの頃によく聞いた話ですが、
その他の七夕事情、最近まで知らなかったことが結構あります。
笹の葉に吊るす紙飾り。実は飾りの一つひとつ意味があるとご存じでしょうか?
例えば、
紙衣:裁縫の上達
巾着:金運
投網:豊漁
屑籠:整理整頓
などなど、確かに、この飾りは一体何?と思っていた謎が解けました。
- ↑↑↑ 娘作の七夕飾り。これは何だか謎のままです。
五色の短冊
更には、笹の木に吊るす短冊。
「5色の短冊~」と歌の歌詞にもありますが、
何と、5色にも意味があるんです!!!
五色は、古代中国の「五行説」という自然哲学からきています。
万物のすべてを構成すると考えられた5つの元素に、それぞれ色を当てはめたものです。
火(炎)=赤
水=黒
木(植物)=青
金(鉱物)=白
土(大地)=黄
のちに、青は緑も含むようになり、
黒は縁起が悪いとして高貴な色である紫が用いられるようになっています。
そして、お願い事について。
元々は、織姫が機(はた)織りの上手な働き者だった…
という内容から、中国では手芸や裁縫の上達を祈願しました。
日本に伝わってからは、和歌や習字など芸事の上達を祈願して短冊を書き始めました。
そして現在は、何でも願い事を書いてよい。という風潮になっています。
この時期、あちらこちらで、紙飾りや短冊で彩られた笹の木を見かけますが、
絵馬の如く、様々な内容のお願い事短冊が吊るされています。
ショッピングモールなどの商業私施設の短冊をちらほら見ていると
「おいおい。」と笑ってしまうのですが、
通院している、大学病院の七夕短冊を見ると、心が締め付けられるような内容ものが多いです。
七夕のお星さまが願いを叶えてくれますように。
最後に
暑い暑い毎日ですが、野菜はぐんぐん伸びています。
ようやく陽が傾き始めた頃、たっぷり水をまきます。
新鮮なキュウリはとげとげが痛いので注意。
オクラちゃんも のびのびしてきました。
採れたてが楽しみです。
暑い日が続きますが、お身体にはお気をつけください。
最後までコラムをお読みいただき、ありがとうございます。