silky people

コラム

レイチェル・カーソンと子育て

年末年始はいつもよりも交通量が増え、イベントも多く、心浮き立つ時期です。

それと同時にヒヤリ・ハットするような事例が多発しやすい時期とも言えます。

もしかすると思わぬ大事故につがる危険があちらこちらに潜んでいる可能性があります。

今一度落ち着いた日常生活を意識したいものです。

さて、今回のコラムはヒヤリ・ハットではありません。ヒヤリとはしません。

「はっ」とするとき

子育てをしていると、「はっ」とすることが度々ある。

こちらが思いもしない、想像もできないことを

こどもは行動や言葉ではっとさせる。

いや、はっとさせてくれる。と言った方が正しいように感じます。

勿論子育てでなくとも、こどもと関わる機会がある方は

頷けるのではないでしょうか。

天ぷらのころもで「はっ」

ある晩の夕食中のできごと。

大好きなかぼちゃの天ぷらを食べる娘。

小さい衣をつまみ「これはなあに?」

「ころもだよ。」

大きい衣をつまみ「じゃ、これはおとな?」

WOW・・・わお。何と。

はっとするじゃないですか。

聞き間違えと言えども、彼女の中で瞬時に考えた結果

この小さいきつね色のカリカリは”こども”というのか!

ではこの大きいきつね色のカリカリは”おとな”に違いない!

と考えたのではないかと想像します。

なるほど。

ふかふかのこころとあたま

そんな小さいことで・・・ちょっと大袈裟な。

と思われるかも知れませんが、

そういったこどもの考え方、ものの見方を大切にしてあげたいなと。

こどもの心と頭はなんとふかふかとやわらかいのだろうと思う時、

思い出す本があります。

レイチェル・カーソン氏の「センス・オブ・ワンダー」という本です。Rachel Carson The Sense of Wonder

その本の一節です

「生まれつきそなわっている子どもの”センス・オブ・ワンダー”をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。」

「子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、様々な情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。」

他にもご紹介したい文章は色々あるのですが、一部抜粋しました。

この本をご存じの方も多いと思います。

育児書ではありません。

生物ジャーナリストと小さい甥が自然の中で過ごした日々を綴った本です。

1冊の本を通して、感銘を受ける部分は人それぞれです。

ご興味のある方は是非手に取ってみて下さい。

レイチェル・カーソンと子育て

こどもの言動によって「はっと」する時、この本の存在を度々思い出します。

天ぷらのころもについての何気ない出来事と本の繋がりについてご紹介しました。

肥沃な土壌を大切にした子育てのヒントをもらえる一冊です。

文字も大きく、ページ数も少ないので1時間程で読めます。

dav

余談ですが、カーソン氏の「沈黙の春」という本を読んだことをきっかけに

「センス・オブ・ワンダー」という本に出会いました。

こちらの「沈黙の春」は1962年発表の自然破壊に警告を鳴らしたものです。

センスオブワンダーと併せてお読みになることをおすすめします。

新潮社の営業のようなコラムになりましたが、

今回もお読みいただきありがとうございます。

 

最後に、植える前の植物たちです。

冬といえば葉ボタン。フォルムも色も魅力的です。

美味しそうに感じるのは私だけでしょうか。

口に入れてみたくなる・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

mikko

洋服に関わる仕事をあれこれしたのち、子を授かり現在に至る。 生活環境の変化を機に、倦厭していた土いじりやお菓子作りが生活の潤いになっていることに本人も驚いている。

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