silky people

コラム

おひとがら

若葉の緑も日に日に濃くなり、緑織りなす山の表情からも初夏を感じます。

太陽サンサン。程よい雨。雑草も元気よく成長しています。

庭の草むしりや除草剤やら枝の剪定やらに精を出される方もいらっしゃるかと思います。

道路脇や公共の場所などでも、同じような光景が見られるのではないでしょうか。

お人柄とアカツメクサ

散歩コースの道端も先日草刈りが行われていました。

左右それぞれから、ブィーンブィーンという機械音と青臭い葉っぱの香り。

ありがたいなぁと思いながら会釈をして横を通りすぎ、道端に目を向けると。

アカツメクサの薄紫が目に映りました。

よくよく道端を見ると、きれいに除草されているのに、所々に薄紫。

草を刈りながら、アカツメクサはそのままにしてくれたようです。

バババーっと刈り込んでしまえば、その方が作業ははかどるでしょうが、

その場所を除草してくれた方は、そうはせずにアカツメクサのみを残してくれました。

 

ただそれだけのことかも知れませんが、朝からこころがあたたかくなりました。

除草にも人柄が現れるのだなぁと。

斯く言う私といえば・・・花壇も庭も、容赦なく除草してしまっています。

草花を残して除草するような、優しや、寛容さ、見習いたいなと、

アカツメクサを眺めながら散歩をしましたとさ。

cherry

去年はイマイチだった庭のサクランボ。今年は豊作です。

小粒ですが甘くて美味しいです。

更には、去年よりも実が少し大きくなったような気すらしています。

友人の子供たちが採りに来たり、家族でつまんだり、と

サクランボは日々実を楽しませてくれるのですが、

楽しみにしているのは人間だけではなく鳥もいるはずなのですが、

今年は姿がなかなか見えません。

そのままにしていても、落ちて土の肥やしになってしまうだけなので

そろそろ食べに来ないかなと窓から実桜の木を眺めたり。

次、雨が降ったら今年のサクランボはおわりかなぁと思いながら、

季節の移ろいを感じています。

 

移ろいが・・・なんての呑気な事を云いながら、

後ろを振り返ると、2023年がスタートして早5カ月!

もう少しで1年の折り返し・・・。早いですね。

 

今回もコラムをお読みいただきありがとうございます。

 

 

  • この記事を書いた人

mikko

洋服に関わる仕事をあれこれしたのち、子を授かり現在に至る。 生活環境の変化を機に、倦厭していた土いじりやお菓子作りが生活の潤いになっていることに本人も驚いている。

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