silky people

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【気づき】マイペースで嘘のないものを作ろうとする人たちの話は面白い。

マイペースには無理がない。

「マイペースに嘘のないものを作りたい」

この「Silky people」というサイトでインタビューを始めてから、

本当に毎回必ずと言っていいほど、聞く言葉です。

たとえば、和装の帯を織る夫婦OLNの井上さんからは、

嘘をついてまでよく見せるのはダメだと思っています。

それって結局自分達の作る過程にも影響がでちゃいますからね。

正直、嘘をついても勝てる人は勝てるんですけど、僕らはそのレースに乗りたくないというか。

だって、負けちゃいますからね。そこには乗らないってきめたんですよ。

-【ずっと身近におきたいものを作る】「OLN」第8回 本当の生活に近い、嘘のないものを作りたい。

という言葉をいただきましたし、

「正直」の大事さをシルクアパレルブランドのSILKKIさんは

自分にとって必要なものを取捨選択することで楽になることもあるんだよ。
って伝えたいです。

ー【桐生】「SILKKI」第3回 自分にとって必要なものを取捨選択することで、楽になることもあるんだよ。

とおっしゃっていました。

本当に自分の中で納得している仕事をされている方って、

結局、自分の手が及ぶ範囲をしっかりと把握されている方が多いんですね。

大それた、「世界平和」や「資本主義経済の行き詰まり」なにかを話すのではなく、

自分が今できることを、まずはしっかりとやろう。という穏やかな決意を感じるのです。

そういう世間に対してのポジティブなマイペースが、

世間に認められるオリジナリティのある商品を産むんだなあと心から毎回思います。

人が何かを発見した瞬間の声は心地よい。

そうやって話をする方って、

言葉を発する前に結構時間をかけて考えるんですね。

みなさんよ〜く考えた末に、落ち着いた心地よい声でお話されるんですよ。

静かに話しながら自分の中にあるものを探っているような感じです。

そして、欲しかった言葉が見つかった瞬間ちょっと嬉しそう。

対話をしながら自分の考えを相手に対して言葉に出すことで、

自分自身でも気づくことってありますよね。

聞き手としてもその見つかって嬉しい瞬間っていうのは、

声の感じですぐにわかります。

聞き手としても、話し手としても嬉しい瞬間。

これってインタビューの醍醐味だと本当に思っています。

インタビューって素敵な対話法みたいなかんじですね。

長年一緒にいる妻にもやってみようかな...

などとふと画策する今日このごろです。

  • この記事を書いた人

酒井 公太

silkypeopleのウェブ担当であり、プランナー。 フリーランスでデザインや企業のプランニングをなりわいとしています。 田舎育ちの東京暮らし。只今、移住を真剣に検討中です。

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