silky people

コラム

種取り物語

「待っていました。」

とばかりに、栗の花が開花しました。

クリーム色のほわほわとした見た目です。

この匂いが本当に凄まじいのです。

辺りは毎日栗の香りに包まれています。

この匂いを感じ始めると、いよいよ梅雨です。

種取り物語

早春から花壇を華やかにしてくれていた”セリンセ・マヨール”

フラワーパークで見かけて一目ぼれし、

何とか種を入手して、去年の秋から育てました。

1年草だから仕方ないな、と思いながら

次の花の成長の為に、終盤のものは間引いていたら。

ポロリと黒い種が・・・。こんなにあっさりと種がとれるのかと、

これは種を集めれば、また来期もいけるかも知れない。

下向きの筒状の花の為、種はいつの間にかポロポロ落ちてしまいます。

排水口ネットを被せることにしました。

娘も手伝ってくれ、10個のネットを被せ1週間様子を見ました。

二人でわくわくしながら、いよいよ種取り。

思っていたよりも沢山の種を集めることができました。

また、ネットの中に蟻が入っていたので、逃がしてあげることも出来ました。

よかった。よかった。

そして、終わった花の運搬まで手伝ってもらいました。

種を一緒にまいてから、発芽、開花、採取、始末。

始めから終わりまで、よくも飽きずに付き合ってくれたなと。

親の趣味に付き合わせてしまっている一方で、

こどもが想像以上に楽しんでいる姿に、ありがとう。

と感じる種取り物語でした。

それにしても大量の種・・・。

園芸に興味のある方いましたら是非お裾分けします。

たまねぎパンチ

ミニミニ農園の玉ねぎコーナー。

何度言っても侵入する娘。

柵を作ってもむりやり侵入。

いよいよ収穫だ。ということで柵を外したら、

待っていましたとばかりに玉ねぎにGO!GO!GO!

「たまねぎふみたいの!」

どうしても踏みたいらしい。

”ダメなことはちゃんと理由を説明するとよい”

育児書に書いてあったぞ!!!

何で踏んではいけないか懇々と説明をしても聞く耳もたず。

埒があかない。

いよいよミニミニ農園の管理者登場。

「玉ねぎ踏むと、真夜中に布団に玉ねぎがきて、たまねぎパンチされるよ!!!」

云々。

ギャン泣きです。

効果的だったのか、何なのかよく解りませんが、

泣いてからは気持ちを切り替え、抜くことにしたようです。

理屈で説明するよりも、たまねぎパンチのワンフレーズで

駄目なものを分からせる。

年長者にはかないません。

さて、肝心の玉ねぎ、50個の苗から、45個収穫。

なかなかの成功率!

縛ったり、干したり、ちょっとずつコツが掴めてきたような気がしています。

オニオンスライス。玉ねぎフライ。味噌豚玉。

新玉ねぎの甘さを楽しむ6月になりそうです。

 

 

今回もコラムを読んでいただきありがとうございます。

 

  • この記事を書いた人

mikko

洋服に関わる仕事をあれこれしたのち、子を授かり現在に至る。 生活環境の変化を機に、倦厭していた土いじりやお菓子作りが生活の潤いになっていることに本人も驚いている。

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