梅雨。雨がしばらく続いた後の晴れの日。
太陽の光が嬉しく感じる今日この頃です。
太陽の光を浴びると、こんな効果があるそうです。
- ビタミンDを生成する
- 気分が安定する
- 睡眠の質が上がる
- 骨が強くなる
- 血圧を下げる
いい事がたくさんです。特に、朝起床後に浴びるのが効果的なようです。
個人的には、太陽の光を浴びると、幸福度が上がるような気がします。
源氏蛍と平家蛍
さて、この季節、雨の後の晴れ間。気温上昇。むしっとした夜。
と言えば・・・・?!
「ホタル」です!
私自身、蛍を見て育ったわけではないのですが、幼少期にそういう経験をした人は、
経験や知識含め、肌で感じる季節感で、「そろそろ蛍かな。」と感じるようです。
そんな蛍アンテナを持つ人間を筆頭に、近隣で養殖している蛍スポットに通い数年。
なかなか見られない・・・。
今年は確実に見たい。という事で、足利市の名草という所に源氏蛍を見に行ってきました。
案内所が設置され、地域のボランティアの方々が教えてくれました。
天然の蛍は5~6匹見ることができました。
そして、もう一か所、養殖スポットにも立ち寄りました。
こちらは養殖なだけあって、蛍の数も多く、身体の傍を浮遊していて驚きました。
娘にとっては初めての蛍。
絵本や図鑑の中だけでなく、実際の生き物をどう感じるのか・・・。
感想を聞きたかったのですが、帰りは寝てしまいました。
さて、こちらの蛍スポット。
訪れる人の量も多く、駐車場の誘導や案内等、地域の方が運営していました。
この場を借りて、地域の方々に感謝申し上げます。
所で、源氏蛍と平家蛍の違いをご存じでしょうか?
身体の大きさや光の強さが違うという事は察しがつくかと思います。
勿論、身体が大きく発光が強い方が源氏蛍です。
平家蛍の方が小さいという・・・。
蛍の名前の由来は所説あるそうですが、
源氏と平家と言えば、「平家物語」の冒頭部分。暗記させられましたね。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きりあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
懐かしいですね。
そして、沙羅双樹と言えば、ナツツバキとも呼ばれます。
こちらも今ちょうど見頃の花ですね。
蛍。ナツツバキ。初夏。
皆様はどんな梅雨時期を過ごされていますでしょうか。
今回もコラムをお読みいただきありがとうございます。