若葉のみどりも次第に色濃くなり、青々としたみどりが眩しく、
みどりが主役!といったように感じる季節です。
日に日に生い茂る紫陽花の葉を眺めては、開花が楽しみになります。
桑の実と絵本
週に数回運動公園で朝散歩をしているのですが、
先日、散歩をしながら、桑の実を見つけました。
こどもの頃よく食べたり、遊んだりしました。
甘酸っぱい桑の実。
黙々と歩きながら、桑の実についてのあれこれを考えつつ
ふと子供の頃読んだ絵本を思い出しました。
桑の実とこどもとこぐまが出てくる本なんだけど、タイトルがあやふや・・・。
検索しても出てこない・・・。まさかあるわけないよな。
物置をガサゴソしたらありました。
姉の絵本だったようです。
私と異なり、自分の大切なものはちゃんと保存する質のようで・・・。
さて、この絵本。なぜ覚えていたのか。
登場するこどもとこぐまが、桑の実をとても美味しそうに食べていたからです。
数十年の時を越えて、改めて読んでみたら、
なんと、桑の実ではなく、キイチゴでした。
記憶というものは都合よくかき換えられてしまうものなんですね。
そして、登場するこぐまのお母さんがおこる顔がこれまた恐ろしい。
今読むと、キイチゴよりも、こぐまの母さんが一番インパクトがありました。
自分もこんな顔している時があるかも知れない。と、己を戒めました。
さて、こちらの本は1986年発刊
人間も動物も一緒に仲良く美味しいものを食べるというお話です。
モスクワ生まれのビクトル・アレクサンドロビチ・チジコフ氏の作品です。
登場人物がとても可愛らしいです。
また、背景のタッチや下書きの鉛筆の線がうっすら見える所など、
作り込みしすぎない温もりある絵だと感じています。
皆様の思い出の絵本は何ですか?
山椒とアオムシ
イモムシなのか、アオムシなのか、アゲハチョウの幼虫の正しい呼び名はわかりませんが、
庭の小さな山椒の木にアゲハのアオムシがいました。
近くに覗き込んで観たら、ビクッとしました。
黒い小さい目がかわいいです。
いつもはミカンの木にいるのですが、枝おろしの時期をミスしたようで、
現在ミカンの木には、頼りない葉が数える位しかありません。
アゲハチョウも卵が産みずらいと見えて、ミカンの木の傍に飛んできては、またどこかに飛んで行く。といった様子です。
アゲハチョウは柑橘系の木が好きなようですね。
山椒でもいいのか・・・?
料理に使う量は大した量ではありません。
ペトヤとポタプを見習って、アオムシと山椒を分け合うのもこれもまたよし。
折角なので、蛹から蝶になるまで、こどもと一緒に様子を見ていこうと思います。
今回もコラムをお読みいただきありがとうございました。