入社式、入学式シーズンも終盤を迎えましたね。
新生活、新学期、これからリズムをつかみ始める日々かと思います。
桜の余韻はどこへやら。流れゆく日々です。
「ひっぺがす」
朝、こどもの送迎に行くと・・・。まぁ泣いている。泣いている。
こどもたちが朝からぎゃんぎゃんです。先生達の腕は2本では足りない様子。
こどもを預ける母たちの胸の苦しみが伝わってくるようです。
そして、我が家も他人事ではありませんが。
慣れというものは恐ろしいもので、泣いている我が子を何とかひっぺがし、
笑顔で預けられるようになってしまいました。
子供だろうが、大人だろうが、新しい環境は不安です。
環境に慣れることはいい様であって、そうではない側面もあるなぁと、
こどもの送迎後にしみじみと感じてしまいました。
所で、「ひっぺがす」とはどうやら方言のようです。
「引っ剥がす」(ひっぱがす)の音変化のようです。
なかなか使わない動詞ですが、方言と知ってなんだか複雑。
みなさんは「ひっぺがす」つかいますか?!
めまぐるしいみどり
目に映る草木や花々が移り変わる。移り変わる。
この1カ月ほどで全く違う風景になったように緑や花がもろもりですね。
モクレンから桜へ、桜から八重桜に移ったかと思えば、もうハナミズキが咲いているという・・・。
一か月ほど前にはキノコの頭のようなかわいらしい蕾だったのに。
あれよあれよという間に。
まだ花は上向き加減ですが、これから掌のように開いていきます。
街路樹にも多くみられる「ハナミズキ」通年はGW頃が見ごろという感覚ですが、
桜に続き、開花が早いですね。身近な植物の開花が早く、何だか恐ろしくなります。
気候変動の足音のようです。
さてこちらは「スミレ」です。
野焼き(ヨシ焼き)後の丸焦げた大地から生えてきました。
すごい生命力です。
溢れんばかりの花を咲かせるものは華があって、見惚れる感じもいいのですが、
焼けた大地から花開かせるスミレからはこころ揺さぶられるような気概を感じます。
そんなこんなで、4月は植物に目も心も奪われています。
自然環境が与えてくれる力をいただいて、今日も健やかに。
(そろそろ花粉落ち着いて欲しいですね・・・。)
コラムを最後までお読みいただきありがとうございます。
新年度もどうぞよろしくお願いします。