silky people

コラム

日々の手触り

あちらこちらに春の足音が感じられる季節になりました。

庭先の花壇を眺めると、小さな芽が土の中から頭を出し始めました。

通勤、通学、日々の生活の中で皆さんはどんな春の足音を感じていますか?

 

日々の日課

平日、朝散歩をしているのですが、

悪天候や、家族の体調不良等でしばらく行けない日々が続いていました。

身体がなんとなくスッキリしない。頭がもやもやする。些細な事にイラっとしてしまう。

散歩をしないという理由だけではありませんが、

日々の日課というものは想像以上に自分自身を作り上げているのだと感じました。

そして、いつものように散歩がある生活に戻った時。

名前も何も知らないけれど、散歩をする度、すれ違う顔ぶれ。何だかほっとします。

ポケットラジオを大音量で聞き流しながらせっせと散歩をする男性。

シルバーサークルのポコーンというゲートボールの音。

日常という幸せを感じながら歩いていると、

一見枯れたようにみえる木々にも膨らみ始めた新芽の蕾が目立つようになってきました。

春はもうそこですね。

 

だるま市

1ヵ月位前の話ですが初市という地元のお祭りに娘と行ってきました。

3年ぶりの開催だそうで、小さい町ですが人で賑わっていました。

自分自身云十年ぶりに行ったのですが、変わったものと変わらないもの。色々です。

初市の発祥は達磨市らしいのですが、昔はあんなにあった達磨屋さんが、居ない・・・。

植木屋さんも居ない・・・。

四半世紀も経てば、文化様式は様変わりするのか。と、それぞれの屋台の商材を眺めながら

過去を思い出しながら歩いていました。

すると、お囃子のような賑やかな音楽と人だかりが過ぎていきました。

昔話から出てきたような農民ルックに熱いビート!その名も”切腹ピストルズ”

和楽器パンクロックに娘は衝撃かつ釘付けでした。

彼女の初めてのお祭り。一体どう記憶されたのか気になります。

最後にわたあめとみかん飴を購入しご満悦だったようです。

 

 

今回もコラムをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

  • この記事を書いた人

mikko

洋服に関わる仕事をあれこれしたのち、子を授かり現在に至る。 生活環境の変化を機に、倦厭していた土いじりやお菓子作りが生活の潤いになっていることに本人も驚いている。

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